寧日について

宙ぶらりんに耐える力

2026年09月27日 10:45

みなさん、こんにちは。

9月もそろそろ終わりですね。

秋本番!美味しいもの食べて素敵な秋を過ごしたいですね。

…今年は秋刀魚が高くて、お楽しみが半減(いや8割減!)…。トホホです。


『ネガティブ・ケイパビリティ』という言葉をご存知ですか?

ネガティブ(negative)⇨消極的受容

ケイパビリティ(capability)⇨持ち堪える力


宙ぶらりんの状況・事態に耐える力です。


ネガティブ・ケイパビリティという言葉の出発は、医学や学問の研究からではなく、なんと詩人からでした。

しかもお手紙に書かれていた言葉なのです(厳密には、自分が散歩の途中でネガティブケイパビリティについて考察した結果を弟にお手紙で伝えた)!


その詩人はジョン・キーツです。

18世紀の作家さんです。

すぐに答えが出ない、解決ができない状況・事態に耐えられる力という概念を見つけたのです。

 

誹謗中傷などのトラブルの解決は、とにかく「待たなければいけない時間」が長いです。

私の場合ですと、プラットフォームに削除申請をしてから、実際に実行されるまでの時間。

警察が相手に接触するまでの時間。

役所で手続きの決済が降りるまでの時間 etc


どの時間も、砂漠で喉がカラカラに乾き、水を求めて求めて彷徨うような、

水中で、酸素を求めて求めて吸えないような、何とも言えない息苦しさなのです。

心も体もどこにも置きようもない感覚でした。


助けてくれようとしている皆さんは、ベストを尽くしてくれていますが、どうしても時間はかかってしまうのです。

その間、事態は膠着、見られたくない画像や、見るに耐えない言葉の数々は全世界に晒され続けています。

もう自分では何もできることはない、だけど状況は良くならないと思うと、本当にしんどいんですよね。


当事者は、その状況に耐えないといけません。

じっと待たなければいけません。

好転するのか、後退するのかわからない、暗闇でじっと待つのです。

その時に必要な力が、ネガティブ・ケイパビリティです。


でも気分転換しようにも、日常を送りたくても、頭の中はその事でいっぱいになり、支配され続けてしまう事もあります。

そして、更に困るのが「こんな事ばかり考えてしまう私がバカ!」「どうして忘れられないのか…」とクヨクヨし、自己嫌悪のループにハマりがち…。


これはぜーーーーーったいよくないループです。


耐える力と悪いループは背中合わせ。

一人で耐えてる事ができるけど、実は無限ループに苛まれているかもしれません。

本人も支える人も厳しいフェーズですよね。


では、どうしたら良いのでしょうか?


落ち着かせる為によく瞑想という話が出て来ますが…。


これは、(条件つき)NOです!

瞑想がだめとか効果ないということではないいんです。

今までやったことがない、経験したことない方が、このタイミングで独学でやるのは危険です。

(なぜ危険かはまた後ほど)


そんな時の(私の)特効薬はこれでした!


『脳内が支配されても仕方ない状況だ、お疲れ!私』

と認めてしまうんです。

『それだけの出来事だった、お疲れ!私』

と認めてしまうんです。


そしてここがポイント。

ここでストップ!!

人間はどうしても、その続きを言いたくなりますし、プライドも怖さもあるので、なかなか傷や、出来事を認められません。

『〜だからアイツが悪いんだ』

『〜だから私は弱いんだ』 etc   と付け加えてしまいがち。


良い悪い、善悪、辛い、しんどい、「相手のこと」は一切考えなくてよくて、自分を労る言葉でストップ!

これが一番です。

必ず労りの言葉で止めましょう。

お疲れ!

頑張った!

よくやった!

ご苦労様!

自分ご自愛!  etc…

これで、感情と自分に隙間ができて、その隙間にほんのり新鮮な空気が流れ、ループが収まります。

生温かく、澱んだ部屋の空気がそよいで、「あ〜空気が動いている」と分かるだけでホッとするよう

な感覚です。

一度試してみてください。


瞑想も少し状況が落ち着いたタイミングで、チャレンジしてみてくださいね。